もう来週で「メディコスエンタテインメントがおくる——」のCMのうざいナレーションを聴けなくなることに一抹の寂しさを感じたみなさん、おはようございます。やまQです。
最終回だというのに、しっかりとくどいナレーションをやってくれて、これこそジョジョ。そればかりか、第1部のオープニングも挿入。すばらしいファンサービスじゃないですか。雑に説明すると、完全体となったカーズを運の力で倒してしまったようなジョセフでしたね。
しかし、あの完全体カーズはデブリとして宇宙を彷徨っているわけですよね。衛星と融合したり、あるいは遠い未来に地球の引力に引かれるなどのエピソードもまた考えると、ちょっとおもしろかったりします。が、たぶんやんないでしょうw
本編のほうはカーズを倒して一段落。自分の葬儀に出るジョセフのシーンも意外に笑ってしまいました。エピローグとして、それぞれのその後を紹介するシーンでのシュトロハイム大佐には、やはり「せかいいちぃぃ」ネタをかませるなど、狙ってやってるとしか思えないですねw
そして、ラスト。空港でだいの日本人嫌いとして登場する老ジョセフ。しかし、日本人は嫌いだけど「ウォークマンは好きだがね」のセリフから、第2部オープニングの曲をエンディングにつなげる素敵な演出。サウンドが付く映像作品でこその粋な演出でした。
さらにさらに、このエンディングが終わりと思いきや原作コミックの第3部の冒頭シーンを入れてくるとは——! 第2部の原作も空港から日本へ向けて老ジョセフが旅立つところで終わるので、このまま踏襲すると思っていました。しかし、第3部の冒頭を入れるというのは、これは完璧にクリフハンガーですね。今シーズンの秋もしくは来年に第3部が見られるということでしょうね。
しかし、半年間非常に楽しめました。作画もさることながら、オープニングの2曲の神がかりのかっこよさ。そして、イエスをエンディングに使い、しっかりとドラマに絡ませる見事な演出。このクオリティの作品が毎週見られるとは思いもよらなかったです。スタッフのみなさん、お疲れさまでした。第3部も期待しています。
ジョジョ~その血の運命(さだめ)~ (TVアニメ「ジョジョの奇妙な冒険」オープニングテーマ
BLOODY STREAM (「ジョジョの奇妙な冒険」オープニングテーマ2)
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この後に及んでオープニングにSEを入れてウザく加工するワザを覚えたスタッフのネタ仕込みの執念に脱帽したみなさん、おはようございます。やまQです。
SEをどのアクションに付けるかがセンスの分かれ目だと思うのですが、シュトロハイム大佐のポーズにSEを入れてくるとこあたりは、さすがに分かってるなと思いました(当然、神砂嵐にも入っていてかっこよかった!)。
で、本編。エイジャの赤石付き石仮面をかぶったカーズに、うっかり紫外線をあててしまったシュトロハイム。完全生命体となったカーズはジョジョに狙いを定めるが、独軍の水上飛行機で逃亡を図るジョジョ。ジョジョは飛行機とカーズごと噴火口につっこもう算段だが、カーズが形勢逆転し、ジョジョ大ピンチ。
そんなジョジョの窮地を救ったのは、鉄拳を飛ばしたシュトロハイム大佐でありました。「浮きのなかは寒かったぞ」って雲海の上の空気の薄いところ飛んでましたもんねw 飛行機はカーズとともに噴火口へ。空中でジョジョを受け止めたシュトロハイムが、義足を犠牲にしてランディング。以下、次回へ続くって、今回もシュトロハイムが全部もっていって終わりじゃないですかw
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評価:★★★★★
「俺は楽してお前を殺したいのだ」というカーズのセリフに1万年の生命を得るには、ここまで徹底しないと長生きできないのだなあと感心したみなさん、おはようございます。やまQです。
コロシアムの奥での決闘も、いよいよ佳境。1万年生きてもまだ楽したい男カーズと稀代の策士ジョセフの対決は、「10年早いぜ」というジョセフのトリッキーな罠によりカーズがひとまず敗退。あんたうかつすぎるぜw
悶絶するカーズを尻目に、スピードワゴンさんによるジョースター家回顧録の話が進みます。「ジョージとのあいだに生まれたのがジョジョだ」というスピードワゴンさんのセリフに対しても、「そこはジョセフ」というべきだろとテレビの前でツッコミを入れたことも付記しておきますねw
にしても、過去のリサリサの恐いこと。あと、ジョセフの父親ジョージの話ですが、ほんのさわりしか触れてませんが、プロットをうまく組み直せば、ホラー or ミステリーとしての短編がしっかりできそうですね。荒木先生か乙一さんあたりで、小説出しても良いんじゃないでしょうか。深紅のロマンホラーいけそうですよ。
回想が終わったところで登場するのは、行動すべてが裏目に出てしまう男シュトロハイム。声を聞く度に笑いが込み上げます。紫外線増幅装置の照射でカーズにトドメを刺そうとしたところ、そこにはエイジャの赤石をはめた石仮面をかぶったカーズの姿が——!! あぎゃああああw
第一部はスピードワゴンがいろいろ持っていった感じでしたが、第二部はシュトロハイム無双でしたな…。次回予告のカットを見ると、どうも来週で終わりそうな感じなのですが、第26話までやらないのかしら? あと、第三部もぜひ2013秋に始動してほしいですね。
リサリサ先生に向かって「さ、さすが50歳!」と感心するジョジョの姿に、「それは褒めてないのでは?」と別の意味の感動を覚えたみなさん、おはようございます。やまQです。月曜日に見て、やっと感想を書きました。
いよいよ第二部も佳境。ワムウのファイナルモードを利用したトリッキーな形勢逆転は、さすがシリーズ随一の策士ジョセフでした。いちおう原作コミックで楽しんだほうですが、アニメ版のワムウは大塚明夫さんの声がかっこよくたまらんですな。散り際もプライドの高い戦士っぽくてかっこいい。
一方、最後の敵カーズも、これまた井上和彦さんの演技がうまくて、本当にイヤな強敵に見えちゃうんですよね。
エピソードのほうは、ワムウを倒したものの、カーズの奸計にはまったリサリサ。窮地に立たされるジョジョの応援として、奇声をあげながらシュトロハイム隊とスピードワゴン財団の部隊が駆けつけるところが見物でした。シュトロハイムは頭おかしくいいですね。
しかし、さらに窮地に立たされるジョジョ……で、ギターのハーモニクの和音が響き、前奏がはじまり「to be continued」の文字とともに、イエスのスラウンドアバウトがかかるお約束でありました。このお約束もしびれますね。あと3話で終了で、原作の分量を考えるとかなり密度の高い話になりそうです。次回も楽しみですね。
しかし、ラウンドアバウトはいったい何バージョンあるんでしょうか。