前半の話の進み具合に、1話分見損ねてしまったかと思ったみなさん、おはようございます。やまQです。
遅ればせながら『新世界より』の最終話をようやく見ました。そして、あえてウザいあえてウザいタイトルに改編してみました。つい、出来心でw
『新世界より』の世界と社会の仕組みが見えてきて、なかなかおもしろかったですね。駆け足過ぎて、やや置いてきぼりも感じることもあったのですが、これはこれでスピード感もありましたね。
でも、モノローグによる説明が多すぎたため、映像としての魅力が若干不足気味なのがもったいなかった。ばけねずみの遺伝子のはなしなんて、棒立ちで語らせるだけじゃなくて、遺伝子の絵を一瞬インサートするだけでも、ちょっと印象が変わりそうなんですがね。
映像としては、やや消化不良気味の最終回ではありました。製作スケジュール的なものもあったのか、スタッフの悔しさみたいなものが滲み出ておりました。
もっとも残念に感じたのは、モノローグは小説だと、なかなか小説にはかなわないですね。小説だと行間が持つ「間」のほうが、受け手の感じる疑念が増幅されるので、映像だと少し工夫が必要です。逆に第十話「闇よりも」などは、原作を遙かに超えているようなものでした。
あ、でも、今回は不浄猫の牧場はかわいかったですね。これは原作にはない良さです。個人的には不思議生物萌えアニメという総括になってしまいました。
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